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コンサート

演奏会のお知らせ

今日は演奏会のお知らせです!
もう日にちが結構近いのですが・・・。

音鼓会(ねこかい)
2024.2.24(土)
1st stage 12:30開場 13:00開演
2nd stage 15:00開場 15:30開演
KIRA Hall(恵比寿駅より徒歩5分)

歌、ピアノ、ヴァイオリン、サックス、カホンとさまざまな楽器が登場する、賑やかなコンサートです。
なんと、今回で10回目を迎えました!

今年は2公演で、それぞれ1時間程度の気軽に聴けるコンサートとなっています。
1st stageは空席わずかですが、2nd stageはまだ余裕がありますので、ぜひお運びください。

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レッスン

レッスンで伸ばす力

少し暖かくなって、花粉も舞い踊る季節となってきました。
この頃はくしゃみをしながらレッスンしています(マスクしています)。

さて、ホームページの「レッスン内容」にも載せていますが、レッスンでどんなことができるようになるのか、どんなところを伸ばしていくのかを、今日はご紹介したいと思います。
伸ばす力は、大きく分けて3つあります。

1. 弾く力

これは言うまでもなく、ヴァイオリンを弾く力です。
ヴァイオリンは右手と左手で全く違う動きをしています。
音色を作るのは主に右手が担当しています。はじめは弓をまっすぐ動かせるようになるところから身に付け、徐々に、表現によって弓の使い方を変える練習も入れていきます。
左手は音の高さを変える担当です。人差し指から小指まで、4本の指でドレミファソラシドも、もっと高い音、低い音も作ります。
基本の押さえ方と、正しい音程の取り方を身に付けます。

2. 読む力

楽譜を読む力もレッスン内で伸ばしていきます。
耳コピである程度弾けてしまう・・・という話もありますが、楽譜には作曲家がこう弾いて欲しい!と思って書いたたくさんのヒントが残されています。
こんなことを表現したかったのかな?と楽譜から読み取りながら演奏するのも、音楽の楽しいところなので、ぜひ楽しんで読んでみてください。

それに、楽譜が読めると、初めて見た楽譜でも自分で弾けそうかどうかがわかります。年長さんくらいの子でも、初めての楽譜を見て「この曲弾けるよ!」とパッと弾いてくれることがあって、ちゃんと読めているんだなあと嬉しくなります。

3. 聴く力

弊教室では初心者向けに「バイオリンランド」という教材を使用しています。
これは、最初からピアノの伴奏やヴァイオリン二重奏ができるようになっています。
ヴァイオリンという楽器はほとんどの場合、他の楽器と一緒に演奏することになるので、はじめのうちからどんどんアンサンブルに挑戦していきます。
最初はちょっと難しいのですが、慣れてくると他のパートが聴けるようになります。
他のパートが聴けると、向こうがこんな弾き方をしたから、こっちはこう弾いてみよう、と会話しているような感じで一緒に演奏することができます!

この3つの力をバランス良く伸ばそうとレッスンしています。最終的には、ソロも室内楽もオーケストラも楽しめるようにできたら嬉しいですね。
最初の一歩に、体験レッスンのお問い合わせ、お待ちしています!

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レッスン

ヴァイオリンは何歳から始めたらいいの?

こんにちは。ヴァイオリン講師の釜野です。
ヴァイオリンに興味のある方なら、「ヴァイオリンは3~5歳までに始めた方が良い」というのをどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

レッスンをしていても、「小学校に上がってから始めるのでは遅いですよね?」「大人から始めても無理でしょうか?」というのはよくある質問のひとつです。
本当に遅いのでしょうか?今回は、それについて書いてみたいと思います。

まず、目的を考えてみましょう。
おおまかに2種類です。プロを目指すのか?趣味で弾いていきたいのか?どちらでしょうか。

プロを目指す場合

「ヴァイオリンは3~5歳までに始めた方が良い」と言われるのは、主にプロを目指す場合の話であることが多いです。3~5歳のうちは身体も柔らかいので、無理なく全身の使い方を覚えられるというメリットがあります。

ただし、レッスンを受けるということは立ってヴァイオリンを弾き、話もきちんと聞かなくてはならないので、落ち着いてレッスンを受けるのが難しそうな場合は、小学生になって、少し落ち着いてから始めても十分間に合います。
実際、小学生になってから始めてプロの演奏家になったという方も少なくありません。

趣味として始める場合

大人の方で時々、「大人になってからだともう遅いですよね」と仰っている方を見かけますが、そんなことはありません。
趣味として始める場合*、この場合は何歳からでも始められます。
大学オーケストラで始めた方や、50代、60代で思い切って始めた方もいらっしゃいます。

大きくなってから始めると、身体が子供より固くなっているというデメリットはあります。そのため、レッスンでは体操を取り入れたり、身体に無理のない構え方を探したり、というところにも時間をとっています。
反面、話を聞いて理解したり、理解したことを応用したり、ということは大人の方が断然得意ですので、より深い楽しみ方ができるのは大人の方でしょう。

*趣味として、と書きましたが、ヴァイオリンを教える仕事をしている方の中には、大きくなってから始めた方もいらっしゃるので、仕事として始める場合でも何歳からでもできると言えそうです。
苦労は多いと思いますが、大人になってから始める分弾き方を頭で理解しているので、教え方が上手な方が多い印象です。

やりたいと思った時に始めましょう!

釜野ヴァイオリン教室では趣味の方も大歓迎です。
ヴァイオリンは健康であれば80代までも弾けてしまう、長く楽しめる楽器です。
もう遅いと諦めず、やりたいと思った時にぜひ挑戦してみてください。