少し暖かくなって、花粉も舞い踊る季節となってきました。
この頃はくしゃみをしながらレッスンしています(マスクしています)。
さて、ホームページの「レッスン内容」にも載せていますが、レッスンでどんなことができるようになるのか、どんなところを伸ばしていくのかを、今日はご紹介したいと思います。
伸ばす力は、大きく分けて3つあります。
1. 弾く力
これは言うまでもなく、ヴァイオリンを弾く力です。
ヴァイオリンは右手と左手で全く違う動きをしています。
音色を作るのは主に右手が担当しています。はじめは弓をまっすぐ動かせるようになるところから身に付け、徐々に、表現によって弓の使い方を変える練習も入れていきます。
左手は音の高さを変える担当です。人差し指から小指まで、4本の指でドレミファソラシドも、もっと高い音、低い音も作ります。
基本の押さえ方と、正しい音程の取り方を身に付けます。
2. 読む力
楽譜を読む力もレッスン内で伸ばしていきます。
耳コピである程度弾けてしまう・・・という話もありますが、楽譜には作曲家がこう弾いて欲しい!と思って書いたたくさんのヒントが残されています。
こんなことを表現したかったのかな?と楽譜から読み取りながら演奏するのも、音楽の楽しいところなので、ぜひ楽しんで読んでみてください。
それに、楽譜が読めると、初めて見た楽譜でも自分で弾けそうかどうかがわかります。年長さんくらいの子でも、初めての楽譜を見て「この曲弾けるよ!」とパッと弾いてくれることがあって、ちゃんと読めているんだなあと嬉しくなります。
3. 聴く力
弊教室では初心者向けに「バイオリンランド」という教材を使用しています。
これは、最初からピアノの伴奏やヴァイオリン二重奏ができるようになっています。
ヴァイオリンという楽器はほとんどの場合、他の楽器と一緒に演奏することになるので、はじめのうちからどんどんアンサンブルに挑戦していきます。
最初はちょっと難しいのですが、慣れてくると他のパートが聴けるようになります。
他のパートが聴けると、向こうがこんな弾き方をしたから、こっちはこう弾いてみよう、と会話しているような感じで一緒に演奏することができます!
この3つの力をバランス良く伸ばそうとレッスンしています。最終的には、ソロも室内楽もオーケストラも楽しめるようにできたら嬉しいですね。
最初の一歩に、体験レッスンのお問い合わせ、お待ちしています!